院長挨拶

病院長 西村 匡司

 徳島県立中央病院が果たすべき第一の使命は「徳島県の医療の中核病院として世界的標準治療を県民に提供すること」です。医療に限らず、私達をとりまく世界は時々刻々と変化し続けています。その変化に遅れないようにしているだけでは息切れがしてしまいます。10年後、20年後の徳島県の医療があるべき姿を見極め、それを実現させるために今やるべきことが何かを考えて先手を打って対処しなければなりません。日本に限らず、世界中の先進国では大都市圏への人、物資が集中しています。当然ながら三大都市圏と地域では中核病院が果たすべき役割も異なります。本院が位置する医療圏の医療レベルだけではなく、徳島県下全体の医療レベルを支える基幹とならねばなりません。そのためには医師をはじめ、あらゆる職種の医療従事者を育てていくことが肝要です。卒前から卒後、専門医研修まで充実した教育を提供できる必要があります。さらには、海部、三好の県立病院は言うにおよばず、他の施設にも人材を派遣できる機能も要求されてきます。
 将来にわたって徳島県民が世界標準の医療を安心して受けることができるように尽力していきます。

 平成30年4月  院長 西村 匡司