放射線技術科について

  • 基本情報

    放射線技術科 基本理念

    基幹病院としての自覚を持ち、患者さんの立場にたった医療の提供を行い、県民に支えられた病院として

    県民医療の最後の砦となる

    放射線技術科 目標

    1. 専門知識・技術の向上(医療安全、認定取得、スキルアップ)
    2. 安全・安心・迅速な医療提供
    3. 質の高い医療提供
  • 運営体制

    組織体制

    組織体制_放射線

     

    組織メンバー

    <令和2年5月現在> 

     ・診療放射線技師 24名 (医療技術局、放射線技術科)

      (正規職員 19名 再任用職員 1名 会計年度任用職員 4名)

     ・医療介助職員    1名

     ・受付業務職員   数名  (委託業務) 

     

    認定等資格取得状況について

    資格 人数
    第1種放射線取扱主任者 6
    X線作業主任者 1
    ガンマー線作業主任者 1
    医療情報技師 3
    情報セキュリティアドミニストレーター 1
    情報セキュリティマネジメント 1
    医学物理士 1
    放射線治療専門技師 2
    放射線治療品質管理士 2
    検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師 2
    X線CT認定技師 2
    磁気共鳴専門技術者 2
    救急撮影認定技師 1
    AI認定診療放射線技師 2
    シニア放射線技師 1
    臨床実習指導教員 1
    徳島大学医学部保健学科非常勤講師
  • 活動内容

    放射線技術科における画像診断ならびに治療

    病院1F 10番受付

    病院1F 11番受付

    病院1F 11番受付

    病院2F 25番受付

    病院2F 25番受付

  • 医療における放射線被ばくQ&A

       現在、病気の発見や経過観察、治療にはX線撮影やCT、放射線治療などのX線を利用した検査が欠かせません。

       こういった検査をすることで放射線被ばくを受けてしまいますが、病気の発見や治療により患者さんに対するこれからの治療の流れや方針が

       分かってきます。つまり、被ばくを受けるデメリット(損失)より、今後の治療方針が見えてくるというメリット(利益)の方が非常に大きいと

       判断した場合のみ放射線検査を行いますので心配ありません。被ばくすることを過度に怖がることなく、安心して検査を受けていただきたいと

       思います。一般的な放射線被ばくに関する質問と回答(Q&A)を用意しましたので、皆さんの放射線被ばくについての不安が少しでも解消され

       一助となれば幸いです。

     

      Gy(グレイ) :ある物質によって、吸収された放射線のエネルギー。1Gyは物質1kg当たりに1J(ジュール)のエネルギーが

                            吸収されることを意味します。

     

     Sv(シーベルト):放射線の照射による人体への影響を表わします。

              実効線量は等価線量にその組織・臓器の組織荷重係数を掛け合わせ、各組織・臓器について和をとり、

              全身について表した値で示します。

     

       しきい値  :ある値以上で現象が現れ、それ以下では現象が現れない値。

     

     

    Q1 1日にX線撮影とCT検査を受けました。大丈夫ですか?

      放射線は細胞の遺伝子を傷つけます。少量であれば、すぐに傷が修復されて人体に影響は出ませんが、大量に放射線を浴びると、傷の修復が追い

      つかず、細胞が分裂できずに死んでしまったり、がん細胞になったりすることがあります。

      被ばく線量が100mSvを超えると放射線によるリスクが増えるといわれていますが、

      一般的なX線検査で100mSvを超えることはありません。

      CT検査による被ばく線量は、撮影部位によりますが、3~30mSv程度です。X線撮影は0.06~2mSv程度で安心して検査を受けて

      いただければと思います。

     

    Q2 先月もCT検査を受けました。放射線被ばくの量が多くなり心配です。

      放射線により傷ついた細胞は自己修復により回復するため、前回の放射線の影響が体に蓄積するわけではありません。

      そのため、障害の発生につながることはありません。

     

    Q3 腹部CT検査を受けた後に妊娠していることに気が付きました。大丈夫でしょうか?

       胎児への影響は妊娠時期や被ばく量により異なります。

       たとえば妊娠初期(受精2~8週)流産では100mGy,器官形成期(受精2~8週)催奇形では100-200mGy,

       胎児前後期では100mGy以上で発育遅延や精神発達遅滞の確率が上がってくるとされる。

       以上より胎児被ばく量の閾値(しきいち)は100mGyとされ,   

       ICRP(国際放射線防護委員会)の勧告に100mGy以下の被ばく線量では中絶の理由にならないと明記されています。

       診断目的のCT検査の放射線被ばく線量で100mGyを上回ることはないです。

     

    Q4 X線撮影やCT検査を受けた。放射線が体内に蓄積するのではないか?

     検査で使用するX線はスイッチを入れたときのみ発生し、体を通り抜け蓄積することはありません。

     

    より詳しい内容については以下のサイトをご参照ください。

    (公財)放射線影響研究所 https://www.rerf.or.jp/

     量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所 http://www.qst.go.jp

     

     

    当院の各検査・治療における詳細な照射線量

     CT 

      CT検査の被ばく線量の指標として、CTDIVOL、DLPが用いられます。

      CTDIVOL:CT検査で受ける1cm当たりの放射線の吸収線量です。

      DLP:撮影範囲分の放射線の吸収線量です。

      DLP=CTDIVOL×撮影範囲[cm]  ※CTDIVOLの単位はmGy、DLPの単位はmGy・cm

     

      DRL:診断参考レベル。医療被ばくの最適化を進めるための指標。

         この値より高い場合、原因を分析し診断に影響がなければ線量を下げることを求められています。

         一方、低ければ良いということではなく、あまりにも低い線量で撮影している施設は必要 な診断情報が提供できる

         画質を担保しているかどうかを確認することも必要です。

     

     ■成人CT                              2020年4月現在        

      当院 DRL

    CTDIVOL

    (mGy)

    DLP

    (mGy・cm)

    CTDIVOL

    (mGy)

    DLP

    (mGy・cm)

    頭部単純ルーチン 75.99 1297.7 85 1350
    胸部1相 10.21 471.4 15 550
    胸部~骨盤1相 9.925 737.2 18 1300
    上腹部~骨盤1相 12.1 686.6 20 1000
    肝臓ダイナミック 12.25 1688.2 15 1800
    冠動脈 54.7 1040.2 90 1400

     ※体重50~60kgの場合です。冠動脈は50~70kgの方を対象にしています。

     

     ■小児CT(頭部)                2020年4月現在

      当院 DRL

    CTDIVOL

    (mGy)

    DLP

    (mGy・cm)

    CTDIVOL

    (mGy)

    DLP

    (mGy・cm)

    1歳未満 21.8 359.2 38 500
    1~5歳 32.6 602.4 47 660
    6~10歳 49 881 60 850

     

       ■小児CT(胸部)               2020年4月現在

      当院 DRL

    CTDIVOL

    (mGy)

    DLP

    (mGy・cm)

    CTDIVOL

    (mGy)

    DLP

    (mGy・cm)

    1歳未満 3.3 38.5 5.5 105
    1~5歳 6.1 94.4 7 150
    6~10歳 7.25 239.9 7.5 205

     

       ■小児CT(腹部)               2020年4月現在

      当院 DRL

    CTDIVOL

    (mGy)

    DLP

    (mGy・cm)

    CTDIVOL

    (mGy)

    DLP

    (mGy・cm)

    1歳未満 3.1 69.75 5.5 110
    1~5歳 5.5 181 8 200
    6~10歳 9.2 418.35 8.5 265

     

       DSA

                                                         2020年4月現在
    検査部位 プロトコール名

    当院線量率

    (mGy/min)

    DRL

    (mGy/min)

    当院照射線量

    (mGy)

    頭部

    頭部DSA 5.5 20 636
    頭部 頭部血管治療 21.7 20 2065
    頸部 CAS 6.2 20 465
    胸部 BAE 6.7 20 346
    腹部 肝臓TACE 12.6 20 937
    四肢 シャント拡張術 1.0 20 48
    腹部骨盤 腹部骨盤止血術 8.9 20 419
    頭頚部 リザーバ造影 3.6 20 6.4
    四肢 リザーバ造影 3.4 20 5.6
    胸部 冠状動脈造影(CAG) 18.2 20 639
    胸部

    冠状動脈治療

    (PCI、ステント留置術)

    経皮的冠動脈インターベンション

    20.7 20 1564

     

     

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