「臨床倫理セミナー」を開催しました!

公開日 2017年02月26日

2月26日の日曜日に、中央病院で「臨床倫理セミナー」が開催されました。
箕岡真子先生、稲葉一人先生のお二人をお招きし、医師としての立場、法律家としての立場から臨床倫理の基本的考えをお話していただきました。その後、グループワークを行い、事例に基づき、具体的に臨床倫理の考え方・対話の方法を学びました。

倫理という言葉がつくと、どうしても難しく考えてしまい、敬遠しがちになってしまいます。
しかし、高齢化や認知症患者が増加している現在においては、患者さんの自己決定権に対する配慮や、終末期医療・看取りの判断などが否応なしに求められます。
こういった問題は誰にも何が正しいかわからないし、きっと正解も一つではないと思います。これらの正解のない問題に対して、どう考え、どう対応していくべきか。我々医療従事者にとっても、避けては通れない問題です。

臨床倫理の問題は、医療者側だけでなく、患者さん本人や、家族・関係者など、多くの人にも関わってきます。親の延命治療をするのか、しないのか、というのは、高齢の親を持つ人にとっては、普通に直面している問題でしょう。医療者、患者・家族、それぞれが共に臨床倫理について考える必要があります。皆で考えることによって、本当に患者さんにとっての最善の選択肢が見つかるのではないでしょうか。

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