災害医療センター

 徳島県立中央病院は、自然災害・人為災害へ迅速に対応し、発災直後より医療活動の拠点となるべく、災害医療活動の取り組みを行っています。

災害拠点病院

 大規模災害発生時に、その地域の医療活動の拠点になる病院が「災害拠点病院」です。災害拠点病院には、災害に対する設備や機能を備えているほか、傷病者の受け入れや広域搬送などを行います。また、地域の医療従事者とともに、教育・研修・訓練などを行っています。
 徳島県内には、11の災害拠点病院があり、それぞれの地域で災害時に中心となって医療活動を行います。中央病院は、「基幹災害拠点病院」として、これらの災害拠点病院をつなぐ、中心的な役割を果たしています。

災害拠点病院

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災害用設備

中央病院は、災害拠点病院として、災害時に備えたさまざまな設備を有しています。

  • 免震構造  地下にある免震ゴムとダンパーで大地震の揺れにも耐えられます。
  • 災害倉庫  災害時の医薬品、資機材の他、非常食などが備蓄されています。
  • 発電機    650kwの出力の自家発電機を2機備えており、72時間の連続使用が可能です。
  • 屋上ヘリポート  普段はドクヘリが発着していますが、災害用ヘリコプターの離発着も可能なヘリポートです。
免震構造発電機ヘリポート

DMAT・DPAT

 DMATとは、災害急性期に活動できる機動性を持った医療チームをいいます。Disaster Medical Assistance Teamの頭文字をとって、DMAT(ディーマット)と呼ばれています。医師、看護師、業務調整員でチームが構成され、災害発生後48時間以内の急性期に活動ができる、専門的な訓練を受けたスタッフたちです。
 DPAT(ディーパット:Disaster Psychiatric Assistance Team)とは、災害派遣精神医療チームのことで、被災地域で被災者のストレスケアや精神保健医療活動を行う、専門的なチームです。四国では、中央病院に最初のチームが編成されました。

チーム数

(H27.3.31現在)
DMAT 4チーム
DPAT 1チーム
 (今後、共に増員する予定になっています。)

派遣実績

 DMATは、東日本大震災の被災地に派遣されたほか、2010年のAPEC(横浜)や、2014年の徳島県西部大雪の際に出動要請を受け、チームおよびメンバーが活動を行いました。

DMAT

災害訓練

 中央病院では、災害に備え、様々な訓練を行っています。
 南海トラフ巨大地震が起こった場合に備えるための多数傷病者受入訓練のほか、化学物質や放射能汚染に対応するためのNBC災害訓練なども行っています。
 訓練の際には、病院スタッフだけでなく、地域住民の方々にも参加していただき、いざというときに備えて、協力できる体制作りも行っています。

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