下肢静脈瘤に対するレーザー焼灼術

2013年4月より下肢静脈瘤に対するレーザー焼灼術を開始しました。

下肢静脈瘤とは?

下肢静脈には筋肉の中を走る「深部静脈」と皮膚と筋肉の間を走る「表在静脈」があります。静脈はいわば血液の心臓への帰り道です。立位の場合、重力に逆らって心臓まで血液が戻らなければなりません。そのため静脈内には逆流を防止する弁がついています。この弁が壊れ、上手く働かないと血液の逆流が起こり、うっ血を生じて「表在静脈」の拡張や蛇行によるコブができます。これを下肢静脈瘤といいます。

下肢静脈瘤に対するレーザー焼灼術


静脈瘤の症状は?

静脈瘤があると、下記のような症状を起こすことがあります。
・下肢のむくみ、だるさ、疲れやすい
・就寝中に足がつる(こむら返り)
・かゆみ、足首付近の色素沈着
・下肢の潰瘍

このような症状があれば治療が必要です。
従来は、この逆流を生じている血管を抜去する手術(ストリッピング手術)とコブになっている部分を切除する手術(瘤切除)を行ってきました。血管内レーザー焼灼術とは、血管を抜去する変わりに内腔を焼灼することで血管を閉塞させてしまう方法です。

ストリッピング手術と同じ効果が得られほとんど傷がつかないという利点があります。
以前は、保険がきかないという欠点がありましたが、平成23年1月より保険適用として承認されました。

ほかに治療として軽症の方には、圧迫療法、硬化療法などもあります。
詳細については、心臓血管外来までご相談下さい。