放射線治療

放射線治療の流れ

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当院では毎年250人前後の新規患者さん(再診を含めると300人前後の患者さん)に放射線治療を施行させていただいております。2015年2月より三好病院で放射線治療が始まりましたが、テレビ会議システム等を用いて、また毎週金曜日、現地にて診察等行うことにより放射線治療に関する支援をしています(全国的にも殆ど前例がなくICT技術を用いた先進的な遠隔医療として注目されています)。

呼吸同期照射や遠隔治療システム-先進医療を担う専門資格者

当院の放射線治療の特徴は
1)県内で初めて呼吸同期照射を実施
2)県内で初めて骨転移を有する去勢抵抗性前立腺癌(ホルモン療法が効かない、骨に転移がある前立腺癌)患者に対する塩化ラジウム-223療法を実施
3)県内で初めて放射線治療に関連した資格を有する者が全て揃う(専門医、認定看護師、専門技師、品質管理士、医学物理士)
4)全国的にも殆ど前例のない遠隔放射線治療実施支援を実施----という4点。

「1)呼吸同期照射」については特殊な呼吸同期ファントム(呼吸による腫瘍の動きを再現できる、人体内を模したもの)を日本全国で6番目に導入し、これを用いてきちんと検証作業を行い呼吸同期照射を実施している日本でも数少ない病院です。

「4)遠隔放射線治療実施及び支援」については、これまで前例のないものであり、遠隔医療が解禁された今後、少子高齢化が進み人口が減少する我が国の地方のがん治療のあり方の一つのモデルになるものと期待されます。

「3)専門資格者」については本年徳島県で初めてがん放射線療法認定看護師が誕生しました。現在同資格を有する人は全国に230人弱しかいない貴重な存在です。又医学物理士も全国に1000人弱しかいない貴重な存在でありこれらの資格含めて放射線治療に関する資格をもった人が全て揃うのは徳島県では当院が初であり四国内でもまれな病院の一つとなっています。

→当院実施の放射線治療
→専門スタッフ

痛みの緩和治療、即日対応

その他、がんの転移による症状(痛み等)に対する緩和的放射線治療(症状を和らげる目的の放射線治療)については原則紹介頂いた当日に治療開始している点も一つの大きな特徴で(平日日中はもちろん、休日夜間でも対応)かつ、必要あれば放射線治療専門医が主治医となり入院管理を行い、必要性に応じ各診療科や緩和ケアチーム・精神科リエゾンチームといったチームの介入をお願いするなど多方面と連携をとり診療にあたっているという、現時点では日本全国でも数少ない病院となっています。

強度変調放射線治療(IMRT)、保険適応

 高精度放射線治療に関しては強度変調放射線治療(IMRT)を含めて全て当院で実施可能です。IMRTについては2017年2月から保険適応で実施できるようになりました。
 高精度以外の通常の放射線治療については各種ガイドラインに基づき、又他の診療科の先生とも相談しながら治療にあたっています。
 以上、簡単ですが当院の放射線治療について紹介しました。詳しいことが知りたい、と思われる方は下のリンクをクリックして下さい。

放射線科部長・山下 恭

当院の代表的な放射線治療