脳卒中医療の症例

症例1 前交通動脈瘤破裂によるくも膜下出血に対してコイル塞栓術施行

40歳代男性。 自宅で倒れているところを発見され救急搬送されました。昏睡状態であり人工呼吸管理下に施行した頭部CT、CTアンギオ(三次元血管撮影)で前交通動脈瘤破裂によるくも膜下出血と診断されました。重症例でかつ脳動脈瘤は深部にあるため同日、緊急でコイル塞栓術を施行しました。動脈瘤は消失し救命することができました。

破裂前交通動脈瘤 コイル塞栓術

症例2 左中大脳動脈閉塞(心原性脳塞栓)に対して血栓回収術施行

50歳代男性。 職場で突然倒れ救急搬送されました。来院時、右上下肢の強い麻痺と失語症を認めました。緊急で施行したMRIで左大脳半球に超急性期脳梗塞と左中大脳動脈閉塞の所見を確認しました。ただちに点滴で血栓溶解療法を開始しましたが効果なく、緊急で血管内治療(血栓回収術)を施行しました。閉塞した血管の完全再開通が得られ、直後より右上下肢の麻痺と失語症は消失しました。

左中大脳動脈閉塞 血栓回収術