院長挨拶

病院長 葉久貴司

 病院長を拝命して1か月が経過しました。就任早々、新型コロナウイルス感染症の対応に追われ、3次~一般救急の停止(小児救急を除く)など県民の皆様並びに連携医療機関の皆様には大変ご心配、ご迷惑をおかけした事をお詫び申し上げます。引き続き、当院に求められております新型コロナウイルス感染症に対する重点医療機関としての受け入れ体制を維持しつつ、高度急性期及びがん、小児・周産期、精神医療などもいち早く取り戻し、両立できるように努めて参りますので、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 今回の新型コロナウイルス感染症対応や団塊の世代が後期高齢者となる超高齢化社会の地域医療構想など、医療を取り巻く環境は激変しております。そのような中、当院では医療機能の充実のために、昨秋からドクターカーの整備や、今春からAI問診(地域連携予約の際の事前のWEB上の問診)を開始いたしました。また基礎工事が始まっております新ER棟には、南海トラフ巨大地震をはじめ大規模な自然災害に備えた災害対応機能、医師をはじめとする医療従事者を育てていくスキルラボ、人材育成機能、5Gを導入した遠隔医療を支援する地域医療支援機能、内視鏡センターの拡充などが期待されています。

 まずは新型コロナウイルス感染症拡大の難局を職種や部署の壁を越えてすべてのスタッフが一丸となり乗り越えるとともに、将来を見据え、地域の中核病院として当院でなければできない医療をさらに充実させ、本県の医療を支えていけるよう尽力して参ります。

令和3年5月   病院長 葉久 貴司